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あるところに、たくさんの帽子を頭の上にのせて、売って歩く帽子売りがいました。 「ぼうしーぼうしー、ぼうしはいらんかねー」 その日に限って全く帽子は売れません。 疲れたぼうしうりは、おおきな木にもたれかかって眠ってしまいました。 目が覚めて、頭の上の帽子を触ろうとすると帽子がありません。辺りを見渡すと...。 みてるだけじゃない、 いつのまにかあなたもおはなしのなか。
※0歳〜大人まで。